皆様、ご無沙汰しております。管理人のクレ丸です。
このホームページを開設して早十年、「呉村安太郎」シリーズ終了から、もう五年も経ってしまったことに驚いております。 寄る年波、最近はすっかり腰も重くなり、このホームページもいよいよフィナーレを迎える時が来たように思います。

　番組が始まった当初、一視聴者であった私も20代半ば。それがいつしか、四十を過ぎ、呉村刑事と同じく一女の父となっていました。

　私生活では公私とも辛い時期もありましたが、呉村刑事が頑なに信じ抜く「人情」に、「呉村刑事のような厚い人情心を持っていれば、きっと救われる人もいるだろうし、翻って私自身にも良い風が吹くだろう」と何度も勇気づけられました。

　「その考え、ちと人情が足りないんじゃないか？」
昨今のテレビドラマは、人情ものはなかなか難しいそうですが、かつてそれに励まされた人間がここにいたことは間違いありません。歳を重ねるごとに、また違った味わいを見せてくる名篇、「人情刑事 呉村安太郎」。呉村刑事の言葉は、悲しき犯罪者だけでなく、視聴者にも寄り添っていたからこそ届くものだったのかもしれません。
改めて、呉村安太郎シリーズにご出演の役者の皆様、そして、それを制作された皆様に敬意を表します。

　また、このホームページを通して、全国の呉村ファンと交流を深めることができ、大変有意義なひと時でした。できれば、みなさんと「スナック真由美」でウイスキーのロックを片手に直接語り合いたかった！（笑い） いつか、そんな日が来ると楽しいなと、思いを馳せて居ります。

　このページは直になくなりますが、「呉村安太郎」を通して得た思い出はいつまでも消えることはありません。長い間ご覧いただき、本当にありがとうございました！

これが⼈⽣、これぞ⼈情！

呉村安太郎、万歳！！